7月20日の日記

私には今くらいの生活がちょうどいいんだ…ってやっと、やっとこさ思えてきた。未だに揺らぐけれど。すべきことは少なく、でもそこまで自由とも感じない、めちゃくちゃのんびり子育てだけをする生活。1日に数回、トータル30分くらいの旦那との通話は朗らかに。おそらく一緒に暮らしてたら今のような良好な関係ではいられなかった。想像するだけでも恐ろしい。旦那のことを理不尽に、けど本気で憎んでいたかもしれない。今の私の器量では、今の生活でちょうど精一杯なんだ。そりゃそうか。私は高校卒業して以降、人並みの生活をしたことがない。できたことがないんだ。どうにか頑張ってやっと継続できていたのが、出産前のだいぶニート寄りの専業主婦のみ。それも今の旦那が相手だからこそできてて、それでもちょくちょく調子を崩してた。そんな今までの暮らしっぷりを忘れて、なんで急に、『できる人』や『普通にやってる人』と自分を比べたがるの？それは酷ってもんだ。確かに私、出産後から半年くらいは頑張ってた。人生で初めて、人並みに頑張れてた。摂食障害まで抱えながら全てを頑張るには拒食しか手段が無くて、それもこれも、今になって振り返れば何事もそうなるしかなかったんだなって分かる。つくづく結果論でしかないけど、私が人生において出産する道を歩むには、今来た道より他に無かったんじゃないかと。
私は自分のことをよく失敗作のように考えてみるんだけど、とすると、失敗の原因は何だったのか？そもそも何を以って失敗とするのか？そしてそれらをどのように子育てに活かせばいいか、とあくまで前向きに考えてるつもりだけどもちろんこんなこと母には言わないけど。娘に私のようになってほしくないかどうかで言えば…、無駄にむやみに苦しみを自ら大きくしてるようなとこだけは受け継いでほしくないとは思う。でもそこだけかも。あとは別に似ても似なくてもどっちでもいい。人生をより楽しんでくれるのであれば正直何でもどうでもいい。あ、周囲の人に感謝の気持ちだけはしっかり持てる人になってほしい。愛し愛される人になる、それが自立。素敵な言葉だ。